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ブラッシュアップ

2022年度 ブラッシュアップ

第1回 ブラッシュアップ

2022-09-05
2022年度 第1回ブラッシュアップ活動報告(6/21@オンライン開催)
参加人数:
64名

参加職種:
看護師24名、理学療法士20名、作業療法士7名、言語聴覚士3名、
ケアマネージャー6名、ヘルパー2名、福祉用具専門相談員1名、
プロフットケアリスト1名

事例検討の内容種別:
フィジカルアセスメント

テーマ:
主治医より歩行訓練を禁止されている心機能が低下(心不全)したご利用者様に対してのアプローチについて。

概要:
弊社の訪問看護サービスは、主治医による訪問看護指示書の内容に基づいて実施することが鉄則です。

今回の事例検討では、リハビリによる歩行訓練が禁止されているご利用者様に対して、どの様にアプローチをすれば良いかグループワークを行いました。

今回のケースは左室駆出率:20%(正常値:60%)、NT-proBNP:2144(正常値:55以下)と心機能低下を呈しているご利用者様です。
その為、心不全悪化予防の為、主治医からはリハビリによる歩行訓練は禁止されていました。

週に2回の訪問看護サービスにて、看護師と理学療法士が介入しています。
施設に入所しておりADLは自立し、歩行補助具を使用せずに、お一人でトイレまで歩いています。

現状のリハビリでは、レジスタンストレーニングを中心に、立ち上がり訓練やスクワット等の運動療法を実施していました。
介入時は看護師と情報共有を行い、バイタルサイン、体重の増減、浮腫の程度を適宜チェックし、問題なく経過しています。

もし、皆さんが担当者であれば、どの様な点に注意し、リハビリのプログラム立案や状態の管理、他必要なサービスを提案されますか?

今回のグループワークにて一番多かった意見は歩行訓練についてです。
リハビリでの歩行訓練は禁止されていますが、日常ではトイレまで歩いている為、主治医への情報共有や連携を密に行うことが重要です。
また、実際に行っている運動療法が通常歩行と比較して過負荷になっていないか、運動後の自覚症状についても重視すべきというアドバイスがありました。

更に、心不全悪化予防の為、日頃から注意すべき事項やリスクを、ご利用様やご家族、施設担当スタッフと共有することで、介入時以外の面からアプローチするといった意見も挙がっています。

今回の発表を機に、より良いサービスを提供する為、担当者もサービス内容や重視すべき点を見直すきっかけとなった様です。

弊社は幅広い知識や経験を持った看護師、セラピスト、ケアマネージャーといった多職種が在籍しています。
その為、一人で悩むことなくチーム一丸となり、ご利用者様へ質の高いサービス提供ができるよう切磋琢磨しています。

それでは次回のブラッシュアップ(8月)にてお会いしましょう!
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