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2019-11-22
第2回ブラッシュアップセミナーが開催されました!
ブラッシュアップセミナー◆11/20≪第2回@新中野≫
今年度2回目のブラッシュアップセミナーが新中野事業所にて行われました。今回のテーマは「運動療法~基礎編~」です。訪問看護ではセラピストだけでなくナースもご利用者様の運動に関わる機会があります。現場では「運動を行ったことでの客観的な変化がわかる評価方法を知りたい。」「簡単にできるストレッチや筋トレの方法を知りたい。」との声がありました。講義や実技を交えながら、現場でできる運動療法について学びました。講師は桜台事業所の新宮理学療法士でした。
 
【講義の内容】
1.運動療法の概論と運動の種類
2.関節、筋力、姿勢、歩行の評価
3ストレッチや筋トレ
 
1.「運動療法」とは、厚生労働省によると障害や疾患の治療や予防のために運動を活用することを意味します。運動の種類には自動運動や他動運動をはじめ、筋力増強や関節可動域拡大、持久力向上、協調性改善を目的とするなど様々な種類があります。
2.資料を基に関節可動域やMMTを用いた評価方法の紹介と、姿勢評価における指標部位の紹介、前後屈や回旋などの動きから左右差などを比べる方法が紹介されました。実技ではグループでお互いの姿勢評価を行いました。前額面や矢状面などの角度から動きを観察して評価を行いました。また併せて歩行についても周期や歩行に関する筋や関節可動域が紹介されました。
3.ベッドサイドで簡単にできる徒手的なストレッチの方法やセルフストレッチの方法を学び、実際にお互いに練習を行いました。
今回学んだ評価やアプローチは明日の訪問から実践できるものであると感じました。セラピストやナースともにそれぞれの専門分野を活かして、知識の共有や技術の向上を図りご利用者様に関わっていきたいと思いました。