第67回(冨田 先生)
受付は終了致しました
人に特有な情動と潜在認知を考慮した治療的運動学習
講師
| 冨田 昌夫 先生
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日程
| 平成29年2月5日(日)
10:00~16:00 途中1時間お昼休み
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会場
| セミナースペース
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定員
| 30名
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費用
| 10,000円(税込)
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人の行動は顕在認知に基づいた分析的・論理的思考と潜在認知である情動・本能が連携することで遂行される。
つまり私たちは認知、運動という意識できる活動に無自覚な要素である好き・嫌いといった情動や緊張、バランスのような自己保存の反応を無自覚に組み込んでいる。
さらに、意図的と思われている行動の選択・決定さえも無自覚に行っている可能性が強い。
私たちは、自分の意思でやりたいことを決定し、自分の意思で手足を動かして日常の活動を行っていると思い込んでいるが、実際にはそうではないのかもしれない。
また、情報の伝達・処理を神経中心で考えてきたが、化学伝達物質やリズムを含んだより複雑なレベルで捉え直す必要があるかもしれない。
つまり私たちは認知、運動という意識できる活動に無自覚な要素である好き・嫌いといった情動や緊張、バランスのような自己保存の反応を無自覚に組み込んでいる。
さらに、意図的と思われている行動の選択・決定さえも無自覚に行っている可能性が強い。
私たちは、自分の意思でやりたいことを決定し、自分の意思で手足を動かして日常の活動を行っていると思い込んでいるが、実際にはそうではないのかもしれない。
また、情報の伝達・処理を神経中心で考えてきたが、化学伝達物質やリズムを含んだより複雑なレベルで捉え直す必要があるかもしれない。
今回の研修会では常に情動、感情、理性の統合、患者の不安や恐怖に正面から取り組んでいくことの重要性を強調しお話しされている冨田先生にデモンストレーションを交えて実技を中心にご講義頂きます。
【セミナー内容】
- 日常動作・基本動作の再構築を考える上での皮質下構造と皮質構造について
- 知覚循環に基づく動作の再構築の重要性
- 情動や潜在認知を無視することによって生じていた弊害
- 情動、感情、理性の統合
- 姿勢や様々な環境に適応した姿勢筋緊張の評価および徒手的介入
全体を通して実技(デモンストレーションを含む)が中心となっております。